生きていく上で大切な「お金」の話。
…そう感じてはいても、身近な人にお金の話をするのは気が引けてしまう方も多いと思います。
でも、お金の基礎知識がない状態でいきなり専門家に相談に行くのも、少しハードルが高いですよね。
この記事では、家にいながら簡単にお金のことが学べるおすすめの本について紹介します。
なるべく簡単に書かれているものを厳選して紹介しますので「お金に関する知識なんてない!」という方にもおすすめです。
まずは自分でお金について学んでみたい、という方はぜひ読んでみてくださいね。
おすすめその1:『働く君に伝えたい「お金」の教養』
お金の貯め方、増やし方はもちろん、使い方や稼ぎ方についても言及されている本です。
「お金をどうやって増やすか」を考えることはあっても、その先「お金をどう使うか」まで考えていなかったりしますよね。
なんと、東京で亡くなった高齢者が残したお金の平均は3,000万円という調査結果もあるそうです。
我慢してたくさんのお金を貯めて、使わずに生涯を終えるのは、本当に良いことなのか考えてしまいますね。
何のためにお金を貯めるのか、増やすのか、そのためにどのような方法をとるのか。
『働く君に伝えたい「お金の教養」』には、お金との向き合い方に関するヒントがたくさん詰まっています。
お金の不安と向き合いたい、という方はぜひ読んでみてくださいね。
おすすめその2:『積み立て投資でお金をふやす』
この本では、投資に必要なお金を用意する上での家計管理方法や、つみたて投資に関する基本的な考え方を学ぶことができます。
「投資をしてみたいけど、なんだか不安…」という方におすすめです。
マンガで分かるといいつつも、結構文字が多いです。
が、文章自体は初心者にも分かりやすく書かれているので、普段あんまり本を読まない方でも安心です。
2019年より、NISA口座の簡易開設も始まり、もっと投資が身近になることが予想されます。
これを機に、投資について勉強してみてはいかがでしょうか。
ただ、本の中で紹介されている変額保険は…個人的にはあまりオススメしません。
保険は保険、投資は投資と分けて管理する方が、コスト面でもメリットが大きいかなと。
投資経験が浅い方は、NISA口座で投資信託を買ってみるところから始めてみるのがオススメです。
Kindle Unlimitedに加入している方は、読み放題で読むこともできます。
おすすめその3:『14歳からのお金の話』
そもそもお金ってどんな風にできたの?
会社って何?景気ってどうすれば良くなるの?
お金と向き合う上で、その仕組みから知りたい、という風に感じることはないでしょうか。
そんな方にオススメなのが『14歳からのお金の話』です。
子ども向けに書かれていることもあり、とても分かりやすくお金の仕組みを学ぶことができる本です。
2019年10月より消費税が10%に増税される方針が出ています。
この本で税金についても歴史や仕組みが解説されていますので、子どもと一緒にお金について学ぶのにもオススメですよ。
番外編:ファイナンシャルプランナーの受験もおすすめ
「お金について知りたい」と思っても、強制力がないと行動に移せないことはありませんか?
そんな方は、ファイナンシャルプランナーの試験を受けてみるのがオススメです。
期限を決めればやる気も出ますし、学んだことが資格として評価されるのは嬉しいものですよ。
1番簡単な3級でも、家計管理に役立つ知識を学ぶことができます。
2級を取得・AFP登録をすれば、さらに活躍の場を広げることも可能です。
毎年5月、9月、1月に試験がありますので、お金の専門家になりたい方は申し込んでみてくださいね。
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