子育てしながら働く人が増えてきた現代でも「子育ても仕事も両方やってみる」ことのハードルの高さを感じることがありますよね。
仕事と子育ての両立はどうしても「出来ないこと」ばかり注目されるからなのかなと思います。
育休から復帰して3年目。
もちろん出来なくなったこともあるとは思いますが、それ以上に出来るようになったこともたくさんあります。
今回はこれから仕事も育児も頑張りたいと思う方に向けて、両立することのメリットを解説したいと思います。
仕事の充実は子どものお陰
仕事が充実しているのは間違いなく子どものおかげです。
具体的に2つあげたいと思います。
生産性をいかに向上させるか考えるようになる
仕事も育児もやろうとすると普通にやったらどうやっても時間が足りません。
限られた時間の中で何かを成し遂げようと思ったら、以下のようなことを考えたうえで効率的に対応する必要があります。
- やりたいことを決める
- やらないことを決める
- 周囲をうまく巻き込む
この考えはダラダラ残業していた昔の私ではきっとできなかったと思います。
必要なことを必要なだけ。
生産性を大幅にアップしてレベルアップできたのは間違いなく子どものおかげです。
想定外の事態に臨機応変に対応できる
子育てには想定外がつきものです。
このため、何かあったときにどうすれば良いのか常に考えて行動するようになります。
例えば「子どもが熱を出した時に向けてどう備えるか」などです。
もともとリスク管理は得意分野でしたが、自分ではコントロールできないことを常に抱えていることで何事にも動じない自分になったかなと思います。
子育ての充実は仕事のお陰
仕事をしていたからこそ子育てが充実しているなと感じる部分もあります。
具体的には2点です。
子どもと一緒の時間が短いからこそ大事にできる
普段フルタイムで働いているため、平日一緒に過ごせる時間は限られています。
会話ができるのは朝の支度時間、帰り道の自転車、お風呂の時間、寝る前の時間くらいです。
時間にすると約2時間(※睡眠中の時間を除く)…本当に短いです。
だからこそ限られた時間の中でなるべくコミュニケーションを図ろうとしています。
限られた時間だからこそ、この1秒をどうやって子どものために使うのか、真剣に考えることができるようになったのかなと思います。
たくさんの人達とふれあうことができる
私は行動力はある方ですが社交性が高いタイプではありません。
近所づき合いや友達作りはとても苦手です。
このため「子どもが生まれても公園でママ友を作るのは無理だろうな」と思っていました。
子どもは普段保育園で、お友達や先生たちと仲良く過ごせているようです。
こんな風に子どもの社会性が身についたのは間違いなく保育園のおかげです。
親である私が外に出て社会と繋がることで、孤独な気持ち・不安な気持ちを解消することもでき、ゆったりとした気持ちで子育てができることにつながっているのかなと思います。
仕事も育児も両方やることのデメリットもある
もちろん仕事と育児を両方やることは、良いことばかりではありません。
諦めなければならなかったこともたくさんあります。
色々な挫折も経験しました。
ただ、子育てとの両立は失ったものばかりではありませんでした。
自分ができるようになったこともたくさんあって、トータルで見たらプラスなんじゃないかな、と思うくらいです。
ゴールに辿りつく方法はいくらでもあります。
自分ができること、できないことをしっかり理解して前を向いて歩いていけばゴールにたどり着くに違いない、と感じています
ワーママになって得たもの・失ったもの全て抱えて生きていこう
子どもを持つか、持たないのか。
仕事を続けるか、辞めるのか。
いろんな方が悩みを抱えながら生きています。
自分の選択によって、これまで持っていたものを失ったり、新たに手に入れるものがあったりすることもありますが、今自分の手にしているもの全てで、自分の夢に突き進んでいけたらいいなと思います。