選択一人っ子問題|キャリアと子育ての「ちょうど良い」バランスに悩む

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子どもを何人産むか」で悩んだことはありませんか?

子どもを1人出産すると「きょうだいはどうするの?」と聞かれることがあります。
フルタイムで働いている私にとって、今の仕事を1度中断して妊娠・出産をするというのはハードルが高いな…と感じています。
一方で、息子の子どもの頃を振り返ると楽しい思い出でいっぱいで、もう1人いたら楽しいかな、という気持ちもあります。

この記事では「子どもを何人産むか」を考える上で私がどんなことに悩んでいるのか、について記事にしたいと思います。

ひとりっこでいいかなという気持ち

今は、きょうだいに憧れつつも、仕事のこと、育児のことを考えると「ひとりっこでいいかな」という気持ちが強いです。

ひとりっこで良いと感じてしまう理由

  • ワンオペ育児で心身ボロボロだった
  • 働きながら何人も育てるのは難しそう

ワンオペ育児で心身ボロボロだった

私のお産は少し大変でした。

陣痛が始まってから、吐きすぎて出血したり、子どもがなかなか出てこなくて3人の先生が馬乗りになってお腹を押したり。
1リットル以上出血して、点滴生活&薬を飲む毎日でした。

夫は産後直後から長期出張で不在。
体力が限界でも、子育てする人は1人しかいません。

さらに困ったのは、寝不足なこと。
3時間おきに授乳だから、3時間に1回は寝れると思っていたんです。

でも実際は違いました。

3時間おきに授乳した後、
おむつを替えたり、
哺乳びんを洗ったり、
泣いたらあやしたり…

フラフラで慣れないことをやっているのに、
さらに眠ることもできず、頭がおかしくなりそうでした。

幸い(?)首がすわってからはまとまって寝るようになりました。
辛かったのは3ヶ月くらいでしたが、辛かった思い出からまだ抜け出せなくて、2人目を作ることが少しこわいなって思います。

働きながら何人も育てるのは難しそう

私はフルタイムで働いています。

フルタイム勤務に戻って感じたフルタイム勤務のメリット、デメリット

世の中のお金を支えるシステムの仕事、数億円規模のブロジェクトを成功させる仕事にやりがいを感じているし、できるところまで進んでみたいと感じています。

社内には子どもを2人以上産んで、頑張っている方もたくさんいます。
すごいなと思う気持ち、憧れる気持ちもたくさんあります。

ただ、

  • 夫が年の半分以上いない
  • 驚くほど家事が苦手
  • 両親も働いているため頼れない
  • ようやく叶った大型プロジェクトへの参画

…という状況の中で、
仕事も子育ても後悔しない生き方を選ぶには、1人を育てるのが限界かなと感じています。

きょうだいがほしいという気持ち

ひとりっことして育てようという気持ちに傾いているものの、それでも、きょうだいがいいなと思うことはあります。

きょうだいっていいなと思う理由

  • きょうだいで助け合える
  • ひとりぼっちにする不安

きょうだいで助けあってきた思い出

私には2人の妹がいます。

大人になって交流する機会も減りましたが、
学生時代はもちろん、
社会に出るとき、
結婚したとき…など、
嬉しいことも悲しいことも、お互いに話し合って育ってきました。

妹がいたから頑張れたこと、
決断できたこともたくさん
あります。

反対に、夫は1人っ子で育ちました。
愛情とお金をかけて育てられましたが、
親がいないとき
近い年齢の人と相談したいとき…など、
きょうだいがいたら良いなと思ったこともあるようです。

親がどんなに頑張っても、親には相談できないこともあります。
きょうだい助けあって育った私にとっては、その良さも分かるぶん、悩んでしまうのです。

ひとりぼっちにする不安

まだ未就学児の息子。
今はひとりぼっちになることはありませんが、これから先、小学校にあがって1人でお留守番をする機会があるかもしれません。

幼い頃、子どもだけでお留守番をしたことがありますが、妹たちと一緒にいたから、こわくはありませんでした。

基本は親と一緒に過ごすとしてもきょうだいがいないと、万一のときに1人になってしまうのかな…と思うと、きょうだいがいた方がいいのかな、とも感じています。

タイムリミットがせまるからこそ悩む

子育てをする時期って、仕事も楽しいと感じる時期と重なるんですよね。

「仕事をセーブして子どもをもう1人産もう」
「仕事のために子どもを諦めよう」
…と簡単に何かを諦められるようなものではありません。

なんでも大切にしたい、全力でやってみたいと思うからこそ、
「ひとりっこでいいかな」
「きょうだいがほしいな」といろんな気持ちで悩みます。

今の私にとっては「やはり仕事を続けたい」という気持ちが強く、キャリアアップを優先し、子育てについては息子を大切に育てることに集中しよう、と考えています。

この選択が正しいかどうかは分かりませんが、どんな選択をしたとしても後悔のないように、今の仕事と育児に全力で取り組んでいきたいと思います。

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