フルタイム勤務に戻したから分かった時短勤務のメリット、デメリット

この記事は「子育てしながら働く」ことを実現するために育児短時間勤務(時短勤務)を選択しようとしている方に向けて書いたものです。

時短勤務、フルタイム勤務の両方を経験したからこそ感じた時短勤務のメリット・デメリットを紹介します。
ライフスタイルを検討する上での参考になれば幸いです。

時短勤務を選んだ理由

私の場合、育休から職場に復帰するのにあたり、時短勤務で働くことを選択しました。
時短勤務を選んだ理由は以下の3点です。

育休明けは時短勤務、と決めた理由

  • 子どもの成長を見る時間もほしい
  • 延長保育を使う人が少ない
  • 親子ともに保育園への慣れが必要

特に大きかったのは「親子ともに保育園に慣れる」ということでした。

初めての育児のため職場復帰する時はまだ「この先仕事と育児を両立するうえでどんな問題に直面するか分からない」状態だったからです。

インターネット上にたくさんの情報があっても自分が経験してみないと不安になりますよね。
当時の私はインターネットの情報を見てこんなことを考えていました。

  • 他のワーママの経験って自分の状況にも当てはまるのかな…?
  • 自分の家事・育児のスキルでも仕事と育児を両立しきれるのかな…?
  • 子どもが1年間保育園生活を乗り切れるのかな…?
  • フルタイム勤務に戻したら『やっぱり時短勤務にしたいです』なんて絶対言えない…

今思えば、いきなりフルタイム勤務でも問題なかったと思いますが、子育てしながら働くのははじめての経験。
実際にうまくいくか想像がつかず、とても不安だったのを覚えています。

このため、まずは時短勤務で慣れていこうと考えました。

MEMO
育休明けに向けて読んだ本を紹介します。
職場復帰を予定している方だけでなく、仕事をしながら子育てをしている方が周りにいる、という方にも気づきがある本です。


時短勤務の頃の1日のスケジュール

復帰した当初の1日のスケジュールは以下の通りです。

6:00子どもに起こされて起床。朝の支度開始。
7:40保育園へ。ベビーカーを押して20分歩く。
8:00保育園着。特に泣かれもせず出発
9:30会社に到着。仕事モードに。
16:30勤務終了。ママモードに切り替え。
18:00保育園着。帰りたくないとごねられる。
18:20帰宅。子どもを構いながら夕飯の支度。
18:40子どもと夕飯。
【パルシステム】が大活躍
19:30お風呂。子ども大はしゃぎ。
20:00寝かしつけ。プーさんのメリージムが活躍。
22:00夫帰宅。起き上がって家事を始める。
24:00就寝。
MEMO
0歳児の寝かしつけに使っていたのはプーさんのメリージム。
ネットでの評判の通り親子ともにリラックスできるアイテムでした!
だいたい2歳くらいまで使い倒しました。
プーさんのメリージム 0歳児の寝かしつけの悩みを解決!|長く使えるプーさんの6WAYメリージムがおすすめ

絵本が大好きになった今は「おそらの絵本」が大活躍です。
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時短勤務のメリット

私が感じた時短勤務のメリットは4点です。

時短勤務だと子どもとゆっくり過ごせる

時短勤務の頃は今のフルタイム勤務と比較し、1時間半ほど長く、子どもと一緒にいる時間がありました。

夕飯も子どもと一緒に取れますし、家事があるとはいえ、今よりも寝かしつけまでに余裕があります。
このため、子どもにもゆとりを持って接することができていたと感じています。

仕事と育児のバランス感は人それぞれかもしれませんが、仕事でも成長しつつ子どもの成長もゆったりと見届けることができました。
後から書く「業務量が変わらないのに給与大幅ダウン」の問題がなければ、もう少し時短勤務を選択していたかなと思います。

時短勤務なら寝かしつけ後の自分の時間も増える

時短勤務の場合、帰宅する時間が早かったため寝かしつけも早くすることができました。
子どもがすんなり寝てくれた時には自分の時間や夫と話す時間もできましたし、なかなか子どもが寝ない日でも寝かしつけ後のゆとりがありました。

家族みんなの心の安定はフルタイム勤務よりも時短勤務の方があったのかなと思います。

時短勤務なら仕事終わりに病院に行ける

時短勤務の場合、保育園のお迎えに行った後でも通院が可能でした。

うちの子が通う皮膚科は、平日しか専門のお医者さんがいませんでした。
時短勤務だと会社を休まなくても通院ができましたが、フルタイム勤務になってからは通うことが難しく苦労しました。

今は土曜日にやっている小児科に通っています。
子どもとゆったり過ごせる土曜日の時間がつぶれてしまうのは大変です。

時短勤務なら保育園からの帰り道にスーパーに寄れる

時短勤務だと帰る時間が早くなる分、スーパーに寄ってからでも寝かしつけが遅くならないメリットがあります。
子どもと平日に楽しく買い物ができるというのも親子のすてきな思い出になりますよね。
特に2歳を過ぎるとごっこ遊びにはまるので、買い物体験をするのは良い学びの機会になります。

フルタイム勤務の今だとちょっとコンビニに行くくらいが限界。。。
スーパーに比べ割高になりますし、生鮮食品の取り扱いが少ないのが難点です。

普段の買い物は【Amazonファミリー会員】や【パルシステム】で代用しています。


時短勤務のデメリット

私が感じる時短勤務のデメリットは4点です。

時短勤務でも仕事のボリュームはそれほど減らない

時短勤務によって「会社に拘束される時間」は減りましたが、「会社で仕事をしなければいけない量」はほとんど減りませんでした。

上司や周りの方は「できる範囲でいいよ」とは言ってくれるものの、皆たくさんの仕事を抱えている状態。
正直、何となく「できません」とは言いづらい雰囲気です。
結局たまに夫に子どもを任せて残業したり、会社にいなくてもできる仕事は持ち帰ったりしながらカバーしていました。
日によってはランチタイムを削って働くことも。
周りの時短勤務の方も、家族の協力で何とか乗り切っているような状況でした。

フルタイム勤務に戻してからも、実は時短勤務時代と仕事の量があまり変わっていません。
家で仕事のことを考える時間も減って、精神的には少し楽になりました。

今思えば、無理して仕事をこなしてしまうことは「時短勤務でもここまでの仕事はできる」という指標になってしまうので良くなかったなと思います。
後に時短勤務を選択する人のためにも「無理なものは無理!」とはっきり言えば良かったです。

時短勤務だと、給与・賞与は大幅ダウン

私の勤めている会社には「ノーワークノーペイ」の原則があります。
このため、毎月の給料も賞与については、会社で働いていない時間があるとその分が控除されます。

私の場合、8時間の勤務時間のうち、1時間半を時短としていました。
このため、給料も賞与も2割ずつカットされることに。

加えて周りと比べて1時間半、会社にいる時間が短いということで、評価もほとんど上がりませんでした。
評価が上がらないので、もちろん賞与も減りますし、昇給ペースも下がります。

ランチタイムを削って必死にやってきても、つけている労働時間が少ないので、収入はダウン。
年収は新入社員とほぼ同額になりました。
同じ給料の新入社員をOJTするということ自体にもなんだかもやもや。。。

一方で仕事量がそんなに増えていないのに、フルタイム勤務に戻した今は時短勤務時代よりも年収アップ。
まだまだ社会的には拘束時間で考える風潮があるのかもしれません。

時短勤務で出世が遠のく覚悟が必要

産前と同じようにフルタイムで働いていれば最短出世が可能でしたが、産休・育休を取得+時短勤務だったため、昇進対象外となってしまいました。

「子どもが小さいから無理はさせられない」と憧れの仕事も後輩に譲ることに。
配慮して頂けてありがたいですし、迷惑はかけられないので仕方がないのですが、正直残念だなという気持ちが強かったです。

「時短勤務を取得すると出世できない」ということはもちろんありません。
ですが、ふつうに働ける人を押しのけてまで早く出世したいなら、それなりの覚悟と納得できるだけの結果が必要になります。

収入が大幅にダウンしている中で、出世のモチベーションを保つのはなかなか大変でした。

時短勤務で基本ワンオペ育児になった

時短勤務のため、保育園にも今より早くお迎えに行けました。
裏を返すと、時短勤務で帰れる時間までには保育園にお迎えに行く必要があるということです。

夫は通勤時間30分とは言え、定時で退社しても保育園のお迎えには間に合いません。
このため、ほぼ私1人で送迎をすることになってしまいました。

自分の収入も下がる中、わざわざ夫に早く帰ってきてもらうのも…と感じてしまい、結果的には、ほぼ1人で育児を担当することに。
時短勤務は、自分の負担を減らすための選択でもあったはずなのに、逆に負担が増えた気がしてつらかったです。

フルタイム勤務の今では、保育園の預け時間が長いので、夫でもお迎えに間に合います。
おかげで、残業しなければいけないときなどは代わってもらえるようにもなり、私としては楽になりました。


今だから感じる時短勤務の大切さ

仕事も充実した時期にあえてペースダウンをするような選択をすることは勇気がいりますよね。
私も復帰直後から早く産前の状態に戻りたくて焦っていました。

「子どものために」と時短勤務にしたはずなのに子どものことも仕事のことも中途半端な気がして、焦りだけが残る1年だったかなと反省しています。

1年で産前のポジションに巻き返せた今だからこそ言えますが、出世はあとからでもできるけれど子どもを育てる経験は今しかできないんですよね。
しかも、1度フルタイム勤務に戻ってしまったら、「また時短勤務に戻したい」というのもなかなか言いづらいです。

デメリットも多い時短勤務ですが、子どもと過ごす時間をより確保できるのは大きかったです。
もしも時短勤務かフルタイム勤務かで迷っているのであれば、まずは時短勤務を経験してみる、というのがおすすめです。

仕事も育児も、様々な経験をする中で、親子でレベルアップできたら素敵ですよね。
この記事が仕事と子育ての両立方法に悩むあなたのお役に立てば幸いです。

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