フルタイム勤務に戻って感じたフルタイム勤務のメリット、デメリット

この記事は『子育てしながら働く』ことを実現するためにフルタイム勤務を選択しようとしている方に向けて書いています。

時短勤務、フルタイム勤務の両方を経験したからこそ感じたフルタイム勤務のメリット・デメリットを紹介します。
ライフスタイルを検討する上での参考になれば幸いです。

復帰1年でフルタイム勤務に戻した理由

私が復帰1年でフルタイム勤務に戻した理由は以下の3点です。

フルタイム勤務に戻した理由

  • 子どもが集団生活に慣れた
  • 転園によって延長保育が充実した
  • そろそろ仕事もステップアップしたいと感じた

特に大きかったのは時短勤務だと想像以上に評価が下がってしまったこと。
仕事の大変さがそんなに変わらないならフルタイムに戻してしまおうと考えました。

保育園の転園によって夕食付きの延長保育を受けることができたり、大型プロジェクトに抜擢され勤務地が近くなったことも大きいです。
通勤時間を含めると時短勤務の頃とほとんど変わらない毎日を過ごすことができています。

延長保育を利用するお友達が多いのも安心でした♪

フルタイム勤務の1日のスケジュール

復帰した当初の1日のスケジュールは以下の通りです。

6:00 起床。夫と子どもを起こしつつ支度開始。
7:40 保育園へ。電動自転車で10分。
8:00 保育園着。子どもと一緒に保育園の荷物をセットして出発
8:30 会社に到着。仕事モードに。
19:00 勤務終了。ママモードに切り替え。
19:30 保育園着。帰りたくないとごねられる。
19:40 帰宅。おもちゃで遊ばせつつ翌日の保育園準備
20:00 お風呂。子どもと熱唱。
20:30 絵本を読みながら寝かしつけ。
22:00 夫帰宅。起き上がって家事を始める。
24:00 就寝。
MEMO

子どもが2歳になってからは、少しずつお手伝いができるようになりました。
我が家では子どもの手に届く位置に、カラーボックスと突っ張り棒でハンガー掛けを作り、子どもの洋服をかけています。

子ども用ハンガーを大量に買っておくと、洗濯物をそのままハンガー掛けにかけるだけでいいので
服を畳む手間もなくなりますよ。

保育園の支度にはトーマスのハンガーを使っています。
リュックやハンカチ、くつ下などを色々置いておけるので忘れ物がぐっと減りました!

フルタイム勤務のメリット

フルタイム勤務に戻して良かったなと思うことは3点です。

産前の給料、評価を維持できる

何より良かったのは時短勤務の時と仕事内容がほとんど変わっていないのに、産前の給料水準を維持できるようになったことです。

残業に制約があるため残業代は減ったものの、ワークライフバランスを会社が推進していることが大きかったです。

「残業しないで結果を出していて素晴らしい!」と評価が上がったため、月収としてはほぼ産前と同じ、ボーナスも含めると50万円くらいプラスになりました。

ノー残業は高評価、時短勤務は低評価って評価基準は少し不満ですが…

子どもを愛おしく感じる

フルタイム勤務に戻した当初は「時間に追われる毎日で子どもに当たってしまうのでは…」と不安でした。
今は子どもと一緒にいられる時間が限られているため、ほとんどイライラすることなく毎日を過ごせています。

「3歳までは母親は子どもと一緒にいるべき」なんて声もありますが、私はもともと長い時間誰かとべったりするのが苦手なタイプ。

子どもにずっと「構って〜」とされたらイライラしてしまっていたと思うので、適度に親元から離れて友達とも先生とも楽しく過ごせる今の生活の方が、子どもものびのび過ごせるのかな、と思っています。

仕事に集中し生産性が上がる

時短勤務の頃も「仕事の効率化」について模索していました。

しかし「どうせ勤務時間だけでは仕事が終わらないから」と、通勤時間や帰宅後の時間にも仕事のことを考えて、会社では考えた結果を形にする、というように仕事を持ち帰ることも多かったです。

フルタイム勤務となった今は、家に帰ったからの時間も限られており、しかも産前と違って、残業はなかなかできません。
時短勤務の頃より暇がなくなったため、とにかく効率化することが重要になりました。

人に適切に仕事をふるということも覚えました。
引き継ぐためにマニュアル化したり、周りの状況を把握するようにすることで、自分のための仕事ではなく、チーム全体の目線で仕事ができるようにもなりました。

作成したマニュアルでチーム全体が効率化できて社長賞も貰いました!

フルタイム勤務のデメリット

フルタイム勤務に戻してみて感じたデメリットは以下の3点です。

子どもとの時間が減る

フルタイム勤務なのでどうしても子どもと一緒にいられる時間は減ります。
「なるべく長く子どもと過ごしたい!」という方にとっては少し辛いかもしれません。

私の場合は単に子どもと一緒にいる時間よりも、「笑顔で子どもと接する時間」の長さが大切と思っているため、自分が一番イライラしないフルタイム勤務を選択しています。

一緒にいる時間が短い分、私も笑顔で接することができているので、少なくともうちの子は「ママ大好き♪」といつも嬉しそうに毎日を過ごしています。
この辺りは親の性格・子の性格などにもよるかもしれませんね。

予定が基本休日になる

フルタイム勤務の場合、平日に病院に行ったり習い事をするのはほぼ不可能です。
このため、外出をするにはほぼ休日に行くしかありません。

土曜日は洗濯とネットショッピングををしつつ病院に行って習い事して、日曜日には掃除をして子どもを連れて遊びに行ってアイロンがけや翌日の準備など…
1つでも予定がずれるとどうにもならないことがほとんどです。

さらに保育園などによっては土曜日に行事が入ることも。
習い事とバッティングしてしまうことが多くて結局習い事を辞めてしまう…という失敗もしてしまいました。

休日に休むことなんて基本できない、というのがフルタイム勤務の辛いところかもしれません。

(3歳未満)養育特例が使えなくなる可能性がある

フルタイム勤務で復帰する場合、給料もフルタイムの頃とほぼ同じになるかと思います。
この場合「養育特例」が使えなくなる可能性があります。

養育特例」とは、時短勤務などで給料が下がってしまった場合でも将来もらえる年金額に影響が出ないよう、産前の高い標準報酬月額をもとに年金額を計算してくれる仕組みのことです。

育休を取得したかは関係なく、夫婦ともに申請を行うことができます。

私の場合、将来の年金よりも今の現金の方が重視したかったので気にしませんでしたが、養育特例制度を使いたい方は注意してください。

周りの協力に感謝しながらフルタイム勤務をしよう!

私自身、フルタイム勤務を選択したことは自分にとっては良かったなと感じています。
仕事でも結果を残すことができていますし、
子どもにも適度な愛情で接することができているからです。

フルタイム勤務を行う上では、やはり保育園の協力がとても大きいなと思います。
毎日美味しいお昼ご飯・夜ご飯を用意してくれたり、親の代わりに楽しい遊びを考えてくれたりと、うちの子が健やかに楽しい毎日を過ごしているのは保育園のおかげです。

保育園の先生方に感謝しつつ働いて社会貢献することで恩返ししていきたいなと思います。

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