保育園の転園は慣れるまでが大変…転園して良かったこと、苦労したこと|体験レポート

保育園の転園問題

保活という言葉が浸透するほど、保育園に入園することが難しくなっていますよね。

私の住んでいる地域は、0歳クラスでも入園が難しい程の激戦区です。
このため私は0歳で認可外に預け復帰し、ポイントを加算した上で1歳児クラスより認可保育園に転園しました。

認可保育園に転園したことで家計的にはだいぶ楽になりましたが、最初のうちはとても苦労しました。

この記事では、

  • 保育園の転園で苦労したこと
  • 保育園を転園して良かったこと
  • 保育園の転園にあたって気をつけた方が良いこと

…について紹介します。

これから保育園の転園を検討している方のお役に立てば嬉しいです。

保育園の転園は慣れるまでがすごく大変

「集団生活には慣れているから保育園の転園も大丈夫だろう」
保育園の転園を考えるとき、こんなことを考えたりしていませんか?

「保育園」と一言でいっても、ルールは園によって様々。
事前に説明された点もあったとは言え、すでに職場復帰している中で、転園後の生活に慣れるのは苦労しました。

特に「思っていたのと違う!」と感じたのは、以下の3点です。

転園して苦労したこと

  • 転園後の保育園でも慣らし保育が必要なこと
  • 保育園に持っていくものが前の園と違うこと
  • 保育園の行事の予定が前の園と違うこと

集団生活に慣れていても『慣らし保育』が必要

保育園の入園前説明会で最初に驚いたことが、転園の場合でも慣らし保育が必要ということでした。

子どもにとっては環境が変わるので当たり前だな、と今では思います。
でも、すでに職場復帰している状況の中、2週間も早退や有給休暇をフル活用するのはなかなか大変…

幸い、夫の出張がないタイミングで、私も仕事がそんなにバタバタしていなかったので何とかなりました。
もしもタイミング悪く、ワンオペで仕事もしていたら、心身ともにもたなかったと思います。。。

保育園に持っていくものがまるで違う

保育園の入園前説明会で驚いたのが、保育園に持っていくもの、置いておけるものが前の園と違ったことです。

前の保育園では布団を持参する必要がありましたが、今の園は提供されるシーツと布団カバーのみを毎週洗って持参するタイプ。
持っていく荷物が少ないのはありがたいのですが、月曜の朝は毎回布団にシーツをかけないといけないので結構時間が取られます。。

また、洋服や食事エプロンなど、持っていくものが同じでも枚数には結構差がありました。

転園前に説明を聞けるのであれば、早めに確認した方が良いですね。

▼おすすめの食事エプロンの記事です

保育園行事の平日、土日開催が違う

保育園入園後に配られた行事予定にも驚きました。

前の保育園は行事が基本平日開催でしたが、今の園は親の仕事に配慮して土曜日開催が基本。

仕事を休まなくて良いのは助かりますが、土曜日に習い事を考えていた私にとっては誤算。
結局、習い事を途中で諦める事になりました。

もちろん前の保育園の時も楽だった訳ではありません。
ほぼ午前中開催だったのですが、終わるのが12:00頃。
午前の半休では仕事に間に合わないので、1日有給休暇を取っていました。
有給休暇はなるべく子どもの体調不良に備えて取っておきたかったので、毎月のように有給休暇を取らなければいけないのは辛かったです。

いつ行事があるのが良いかはライフスタイルにもよると思いますので、ぜひ転園前にチェックしてみてください。

友達が増える、働きやすくなった…転園して良かったと思うこと

慣れるまでは苦労した転園生活でしたが、良かったなと思うこともあります。

私が特に感じたのは以下の3点です。

転園して良かったこと

  • 親も子どもも知り合いが増えた
  • 延長保育を使う子が多く働きやすくなった
  • 保育料が半分以下になった

親も子どもも知り合いが増えた

子どもにとって転園して良かったと思うことは、友達や信頼できる先生が増えたことです。

最初の園は1歳半くらいまでだったため、子どもの記憶にはあまり残っていないかもしれませんが、それでも前の園の写真を楽しそうに眺めています。
たまに買い物中に前の園の友達と会って話をすることも。

小さいうちからいろんな人との生活に慣れるという意味で、保育園の転園も良かったのかなと思いました。

友達づくりが苦手な私は、偶然会ったら立ち話をする程度ですが、それでもいろんな園の知り合いが増えたのは良かったです。
前の園の先生方にも、遊びに行った時に温かく迎えてもらいました。

周りに自分と子どもを知っていてくれる人がいる、というのは、子育てをする上での強みになると感じています。

延長保育を使う子が多く働きやすくなった

前の園は延長保育を利用する方がとても少なかったです。
このため、さすがに1人で待たせるのは良くないかな…と時短勤務で過ごしていました。

保育園の転園をきっかけに延長保育を利用するお友達も増え、フルタイム勤務に戻すことができました。

フルタイム勤務に戻したものの、子どもとゆっくり話す時間は今の方が確保できています。
夕飯が保育園で提供されるため、家事の時間が減ったのが大きいかもしれません。

毎日、帰りに少し寄り道しながら1日のできごとを聞くのが楽しみ。
今の保育園のおかげで、すごく成長したなと感じています。

保育料が半分になった

保育園の転園は家計的にもとても助かりました。

前の園は認可外だったので、保育料だけで10万弱。
しかも時短勤務だったので今よりも10万円程、手取りが少ない状態でした。
自治体から補助が出るとは言え、家計的にはちょっと辛い状況。。。

認可保育園に転園したことで、延長保育を含めても保育料が半額くらいになりました。
フルタイム勤務に戻し収入も増えたので、家計がかなり改善されました。

残せるお金が増えた分、子どもと休みの日に出かけたり、将来の教育費などの貯金にも充てられるようになりました。

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保育園を転園するなら子どもが安心できるしくみづくりを

保育園の転園に限らず、環境が変わるということはそれだけで子どもにとってはストレスです。

わが家は転園に合わせて引越をしたこともあり、慣れるまでの間は子どもが夜泣きしたり、情緒不安定になったりと苦労しました。

このため、保育園の転園後に以下の3点について気をつけて生活をするようにしました。

転園後に気をつけたこと

  • 保育園に安心できるグッズを持参した
  • 休日は慣れた環境で子どもと過ごした
  • 親がドンと構えて安心させた

保育園に安心できるグッズを持参した

慣らし保育の期間中、先生からの提案で、家で過ごす時に使っているお気に入りのものを持参しました。

わが家の場合は、ふわふわタオルが好きだったため、お昼寝用にタオルを1枚持参。
不安な時に手にすることで安心出来たようです。
保育園の生活に慣れるうちにタオルも無事卒業しました。

慣れない環境の中、少しでも安心できるように何か1つお気に入りのものを作っておくと安心です。

休日は慣れた環境で子どもと過ごした

子どもが新しい生活に慣れるまでの間は、なるべく新しいお店や知らない人に会う時間を減らしました。

人見知りする性格なので、知らない人と過ごすのはそれだけでストレスになると考えたからです。

前に通った保育園の近くを通ったり、大好きな祖父母に会いに行ったり。
なるべく親子離れず過ごし、子どもを安心させることに努めました。

休日をなるべくリラックスして過ごすことで、子どもも「環境が変わっても大丈夫」と感じたのではないかな、と思います。

親がドンと構えて安心させた

親が不安な顔をしていると、子どもも不安になってしまいます。
なので、慣れない環境の中、まずは私自身が新しい生活を楽しんで子どもを安心させることを考えました。

保育園の通園途中に話をしたり、新しい園の先生と仲良く話をしたり。
そうしているうちに、子どもも新しい先生やお友達を信頼できるようになり、楽しく過ごせるようになりました。

今ではとても楽しそうに保育園に通園しています。

▼私自身は大好きな紅茶でリラックスして新生活に慣れました

まとめ:今いる保育園を『当たり前』にしない

保育園といっても、園によって生活は全然違います。
今の保育園の生活が当たり前だと思っていると、転園後に苦労することも多いです。
私自身、慣れるまで転園したことを後悔したりもしました。

ですが、今では転園後の保育園が大好きですし、子どもも毎日楽しそうに保育園の話をしてくれます。
親子ともにゆとりが出たこともあり、保育園に転園したことは正解だったなと今では思っています。

転園を検討する上で、この記事で紹介した苦労した点、気をつけた点が少しでもお役に立てば嬉しいです。

この記事のおさらいです!

転園して苦労したこと

  • 転園後の保育園でも慣らし保育が必要なこと
  • 保育園に持っていくものが前の園と違うこと
  • 保育園の行事の予定が前の園と違うこと
転園して良かったこと

  • 親も子どもも知り合いが増えた
  • 延長保育を使う子が多く働きやすくなった
  • 保育料が半分以下になった
転園後に気をつけたこと

  • 保育園に安心できるグッズを持参した
  • 休日は慣れた環境で子どもと過ごした
  • 親がドンと構えて安心させた

あなたが親子ともに楽しい保育園生活が送れることを願っています。

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