ストレングスファインダーを2回受けて分かった強み

ストレングスファインダー2回目

「ストレングスファインダーって2回受けてもいいの?」

過去に自分の強みを診断したものの、
その頃と状況が違いすぎてもう1度受けたいと
思うことはありませんか?

私は2回受けたくなって受けました!

この記事では、
・ストレングスファインダーを2回受けた理由
・2回受けて分かったこと
について、まとめたいと思います。

ストレングスファインダーについてのおさらい
人間の持つ34の資質から
自分の強みを診断してくれるサービスのこと。

診断には、本などについてくるアクセスコードが必要となりますが、お金をかける価値が十分にある診断だと思います。

他の診断と比較して自分のことがよく分かる、と世界的にも評判の診断です。

▼まだ受けたことがない方はよろしければ関連記事もご参照ください。

自分の強みを知りたいあなたに|診断ツールおすすめ3選

なぜストレングスファインダーを2回目を受けたのか

ストレングスファインダーは、公式サイト上、1回だけ診断することが推奨されています。

最初に受けたClifton StrengthsFinderの結果は、自己を最もよく表した純粋な結果となります。
このため、Clifton StrengthsFinderのアクセスコードは、テスト全体を通じて1回のみ有効です。

Clifton StrengthsFinderを2回以上受けると、テスト結果の精度が低くなることが実際にあります。

Clifton StrengthsFinderでは、2つの記述を提示して、直感的にどちらかを選択してもらうことで、資質の存在を評価します。

また、20秒という制限時間を設け、よく知らない記述を提示することで、回答を考えすぎないようにして、テストの精度を確保しています。

GallUp:Clifton StrengthsFinderテストをもう一度受けることはできますか?Clifton StrengthsFinderを2回以上受けると、結果に影響しますか?

それでも私が2回受けようと考えたのは、以下の2点の理由からです。

ストレングスファインダーを2回受けた理由

  • 自分の置かれた立場で変わりうると思ったから
  • 人間は常に変わりうるものだから
  • 自分の置かれた立場で強みも変わりうると思ったから

    ストレングスファインダーは、
    あくまで自分が認識している自分について回答するものです。

    仕事や家族構成など、
    自分の役割や置かれている立場が変われば
    自分の中での価値観も変化します。

    私自身、
    1回目は独身時代に診断、
    2回目は出産後に診断しました。

    勤務している会社に違いはありませんが、
    1回目は開発担当(プログラマー)
    2回目はプロジェクトマネージャーと、
    仕事の内容がガラッと変わっています。

    自分の役割が変わる中で、
    大切にしたいもの、価値観にも変化がありました。
    今置かれている状況の中で、
    自分が活かせる強みは何だろうと思うようになり
    2回目の診断を受けてみることにしたのです。

    人間は常に変わりうるものだから

    人間の資質、強みは変わりうるもの、と私は考えています。

    仕事やプライベート、自己研鑽などを通じて
    人は成長をするものです。
    成長の過程でできることも増え、
    その中で自分の価値観も変わると感じています。

    例えば、
    学生時代、完璧主義だった私。
    100点以外は意味がない、と
    何時間もかけて勉強をしていました。

    ですが、大人になって、どんなに時間をかけても
    完璧なんて目指すことは難しいと感じるように。
    今では、まずは合格点を目指すことを
    重視するようになりました。

    いろいろな経験を通じて変わってきた自分の考え方によって、
    強みに変化があるのかを知りたくなり、
    2回目の診断を受けてみることにしたのです。

    ストレングスファインダーを2回受けてどうなったのか

    ストレングスファインダーを2回受けた結果は以下の通りです。

    1回目(2011/01)の診断結果

    1位 達成欲
    2位 戦略性
    3位 目的志向
    4位 学習欲
    5位 最上志向

    2回目(2017/11)の診断結果

    1位 達成欲
    2位 学習欲
    3位 活発性
    4位 個別化
    5位 戦略性

    上位5つだけでも若干の変化がありました。

    せっかく2回受けたため、
    なぜこの結果になったのか考えてみることにしました。

    共通点・相違点から自分の強みを探る

    1回目と2回目でなぜ結果に違いが出たのかを、
    共通点、相違点から考えてみます。

    共通点:2回とも5番以内の強み

    まずは2回とも5番以内の強みについて
    なぜ上位になったのかを考えてみます。

    私の場合は以下の3つです。

  • 達成欲
  • 戦略性
  • 学習欲
  • 達成欲が変わらず上位だった理由

    今も昔も、スケジュールを埋めることや、
    チェックリストにチェックすることが大好き。

    プロジェクト管理の仕事や、
    母親としての役割が増えても、
    自分の人生の中で、
    何かをなし遂げたい気持ちは変わっていません。

    環境の変化によらず、
    今いる場所でやり切る気持ちが強くあるため、
    2回とも上位に出たと考えています。

    戦略性が変わらず上位だった理由

    達成欲が1位なので、
    とにかく限られた時間の中で、
    できるだけのことをなし遂げたいと考えています。

    限られた時間の中で、
    やりたいことを達成するためには、
    なるべく効率よく進めることが大切。

    「どうすればうまくいくか」を
    考える習慣が常にあることから、
    戦略性が変わらず上位に出たと考えています。

    学習欲が変わらず上位だった理由

    私は小さい頃から、
    何かを学ぶこと、知ることが大好き。

    金融系のシステム開発を仕事にしたのも、
    法改正や新商品、新技術など、
    いろんなことを学び続けることができると考えたからです。

    仕事上の役割は変わったものの、
    常に学び続けることが大切な状況は変わっていないため、
    学習欲が上位に出たのだと考えています。

    相違点:2回目に6番以下になった強み

    次に、1回目の結果では順位が高かったのに、
    2回目で順位が下がった強みについて、
    なぜ順位が下がったのかを考えてみます。

    私の場合は以下の2つです。

  • 目的志向
  • 最上志向
  • 目的志向の順位が下がった理由

    「なぜ?」と常に問い続ける気持ち・価値観は、
    今も昔も変わっていません。

    「それなのに今回は5番以内にいないのはなぜ?」

    2回目の診断結果をみて、不思議に思いました。

    そこで、34資質全てを出してみたところ、
    「目的志向」は6番目に出てきました。

    ストレングスファインダーの結果は、
    10位くらいまでのものは強みと言えると考えられています。
    つまり「目的志向」は、今も昔も私の強みと考えて良さそうです。

    おそらく他のものが上位にきたために、
    相対的に、順位が下がっただけなのだと思います。

    最上志向の順位が下がった理由

    少し前にも書いた通り、私は元々、完璧主義者でした。
    とにかく100点満点を取りたくて、
    いつでもどこでも全力で対応することが多かったです。

    ですが、
    プロジェクトマネジメントの仕事や、子育てでは
    みんなに完璧を求めてしまうと
    いつまでも何も達成することができません。

    100点ではなく合格点を目指さないと何もできない

    達成欲が強い私にとっては、
    何もできないことの方がこわいと思いました。

    そこで、まずは合格点を目指す方針に切り替え。
    そうすることで、仕事も育児もうまくいくようになりました。

    こうした気持ちの変化もあり、
    最上志向は順位が下がったのだと考えています。

    相違点:2回目に5番以内に上がった強み

    次に、1回目の結果では順位が低かったのに、
    2回目で順位が上がった強みについて、
    なぜ順位が上がったのかを考えてみます。

    私の場合は以下の2つです。

  • 活発性
  • 個別化
  • 活発性の順位が上がった理由

    2回目の診断を受ける少し前に、
    プロジェクトマネージャーとして、
    プロジェクトの立上げや新しい仕事を始める機会が増えました。

    それまではあまり責任を取る仕事をしてこなかったため、
    自分の中で、責任を負う楽しさを知らなかったのですが、
    プロジェクトの方向性を考えたり、
    自分で決断をする中で、
    主導権を握ることの楽しさを感じるようになりました。

    そうした役割、気持ちの変化が、
    活発性が上位になったことにつながるのかなと思います。

    個別化の順位が上がった理由

    個別化が上位に来たのも、
    仕事や育児の環境の変化によるものだと感じています。

    仕事では、これまでは担当ベースで、
    自分の好きなことを好きなようにやるだけで良かったのですが、
    大規模プロジェクトの場合、自分でできることには限りがあります。
    ましてや、プロジェクトマネージャーにもなると、
    自分で手を動かしたくても動かせないことがほとんどです。

    そうした中で、誰にお願いするのが最適化を考えるにあたって、
    誰がどんな働きをするのか、何が好きなのかなど、メンバーのことをたくさん知るようになりました。

    子育てにおいても、
    自分の子どもの個性は何なのかを考えながら、
    自分の子どもにあった教育、遊びを体験してほしいと考えています。

    そうした役割の変化によって、
    個別化が上位になったと言えそうです。

    結論:2回受けてはじめて気づくこともある

    ストレングスファインダーを2回受けて、
    1回目と同じ部分、違う部分を比較して考えてみたところ、
    自分の中で本当に重要な価値観、大切にしたいことが見えてくるようになりました。

    1回受けただけでは、ここまで深く考えることができなかったのかなと思います。

    もしもあなたが、1回目に診断した時と、
    環境や役割が変わったな…と感じている場合は、
    2回目を診断してみるのも良いかと思います。

    せっかく診断を行うので、
    診断をどのように活かしていくのかも考えながら、2回目を受けてみてくださいね。

    この記事が、あなたの強みを知るきっかけになれば幸いです。

    ▼強みが分かったら、やりたいことを考えてみるのもおすすめです。

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