子どもの熱・ケガなどでお迎えに行くことになったらすること|当日のダンドリ

お迎え要請の段取り

子どもが急に体調不良に…急なお休みに備えておくこと では、急なお迎え要請に備えてふだんからやっておくと良いことを書きました。

この記事では、お迎え要請が実際に来た場合に、どんなことをどんな順番にすれば良いのかを紹介したいと思います。

子どもが体調を崩している中、何をすれば良いのか迷った時に参考にしていただけると嬉しいです。

お迎え要請を最初に受けた時の対応

急なお迎え要請が来た時に、まずすべきことを紹介します。

緊急時の連絡は初動が大切!
最初の対応が遅いと、会社にも預け先にも不安を与えますので、つらい連絡ほどテキパキ対応するようにしましょう。

【連絡を受けたらすぐに】保育施設から詳しい状況を聞く

お迎え要請の電話が来たら、まずは子どもがどういう状況なのか聞きます。
確認のポイントは2点です。

お迎え要請の電話を受けた時のポイント

  • どんな症状か
  • ケガなのか熱なのかなど、何が起こっているのかを確認します。

  • 普段の様子と違うこと
  • たとえば「すぐに泣いてしまって機嫌が悪い」「食欲がない」など。
    普段と様子が違う場合、すぐに病院に連れて行った方が良いこともあります。

【最初の連絡から3分以内】お迎えに行く人を家族で話し合う

子どもを誰が迎えに行くのかを家族で相談します。

私の場合、夫が出張で不在のケースが多いので、ほとんど私が迎えに行きます。
夫が出張でない場合は、迎えに行ってもらうことが多いです。

仮に自分がお迎えに行くことになったとしても家族に子どもの症状を伝えておけば、早く帰ってきてもらったり、買い物をしてきてもらうなど、次の行動につなげることができますね。

【最初の連絡から5分以内】仕事のリカバリ方針を考える

自分がお迎えに行くことになった場合、
今やっている仕事をどうするか考える必要があります。

在宅勤務を利用して家で自分が対応するのか、
同じ部署の方に引き継ぎをするのか、
急ぎでないから復帰後に後回しにするのか、などです。

ふだんから「お迎え要請があるかも」と考えておくと、どんな方針でいくのかすぐに答えが出ると思います。
ふだんからやっておくと良いことについては、関連記事をご参照ください。

【最初の連絡から10分以内!】職場の人に伝える

対応方針が決まったら、職場の人に状況を伝えます。
伝える際のポイントは3点です。

職場の人に状況を伝える時のポイント

  • 事実を伝える
  • 例「子どもが熱を出しました。」
    例「子どもがケガをしました。」

  • 対応方針を伝える
  • 例「30分後に早退させてください。明日は出社可能な見込です。」
    例「明日は在宅勤務にさせてください」

  • 引継の有無を伝える
  • 例「緊急タスクはないため引継はありません。」
    例「緊急タスクの対応方法を資料にまとめています。」

何が起きてどう対処するのかが明確になっていると、会社の方も安心できますよね。
ぜひポイントをしぼって明確に伝えるようにしてください。

【最初の連絡から15分以内!】保育施設に連絡する

会社との調整が終わったら、保育施設に「誰が」「何時頃に」お迎えに行くのか連絡をします。

特に「何時頃に」は保育施設にとっては重要です。
お迎えに備えて、荷物をまとめたりする必要がありますし、他の子のお世話もしている状況での看病となるので先生の体制を変更する等を検討する必要があるからです。

通勤時間の都合などですぐにお迎えに行けないケースもあるかもしれませんが、時間の目安だけでも早めに伝えるようにしましょうね。

【迎えにいく途中でする】病院へ行くか判断・予約をする

熱などが出ている場合でも、当日には病院に行っても仕方がないケースがあります。

たとえば「インフルエンザ」は発症してから24時間経たないと、正確な診断が行えないことがあるようです。

不安な気持ちから「病院に連れて行かなきゃ」と思ってしまいがちですが、すぐに病院に行ったからといって、病気が治るわけではありません。
また、体調が悪い子どもを外出させるのは、子どもにとってつらいこともあります。

よほどの緊急でない場合は、まずは家で様子をみてから判断する勇気も必要です。

いまの状態が病院に連れて行くほどなのかわからない、という場合は、#8000(または#7119)に電話すると対処方法などを教えてもらえます。


参考
子育ての強い味方#8000。子どもの急な病気の対処方法。#7119という存在も!? | 子育て 猫さま子育て 猫さま

【子どもを迎えに行ったらする】親はどんと構えて安心させよう!

お迎えに行ったら仕事のことはスパッと忘れましょう。

目の前にいる子どもになるべく意識を向けて、子どもを安心させると回復も早いのではないかと思います。

大切なのは「親まで一緒に不安にならない」ことです。
子どものことが心配な気持ちも多いと思いますが、親が不安な顔をしていると、子どもも不安になってしまいます。

「子どもといっしょにいられる時間ができてよかったな」くらいの気持ちで、笑顔で子どものことを迎えてあげられたらいいですね。

この記事のまとめ:やることを明確にすれば判断に迷わない

この記事のポイントをおさらいします。

お迎え要請が来た時にすること

  • 子どもの状況を確かめる
  • 誰が保育施設に迎えに行くか話し合う
  • 仕事の引継を考える
  • 会社の方に状況を伝える
  • 保育施設に迎えに行く時間、行く人を伝える
  • 病院に行くべきか考える
  • 笑顔で子どもを迎え入れる

子どものお迎え要請があると不安な気持ちになってしまいますが、事前にやるべきことを明確にしておけば、判断に迷わずに対応することができます。

ぜひこの記事で紹介したポイントを参考に、ふだんからお迎え要請時のシミュレーションをして頂ければと思います。

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