子どもの送迎に利用する「子乗せ自転車」
いつから乗るか、
前乗せと後ろ乗せのどっちが良いか、
どの商品を選ぶのが良いのか…など
選ぶ時にいろいろ悩んでしまうことはありませんか?
大切な子どもを乗せる自転車なので、安全面などを考慮して、慎重に選びたいですよね。
この記事では、1歳7ヶ月で子乗せ電動自転車デビューをした経験をもとに、
子乗せ自転車を選ぶまでの過程、
選んだ自転車と決めた理由、
実際に乗ってみて感じたことを紹介します。
これから子乗せ自転車を買おうと思っている方の参考になれば幸いです。
電動自転車を購入しようと思ったきっかけ
電動自転車を購入しようと思ったのは「ベビーカーや抱っこひもでのお出かけに限界を感じたから」です。
購入当時の子どもの年齢、サイズは以下の通りです。
- 年齢 1歳7ヶ月
- 身長 約88cm
- 体重 約13.5kg
ここまでのサイズになってくるとベビーカーがギシギシするし、体重的にはまだ使える抱っこひもでも肩や腰が壊れそうになります…
どこにお出かけするにしても辛いなぁと感じ、引越を機に、子乗せ自転車デビューをすることに。
子乗せ自転車は、電動と非電動がありますが、わが家は子どもの体格もよく、坂道も多いので電動自転車を選びました。
電動自転車を選ぶまでにしたこと・選んだ決め手
まだ2歳未満のため、本来であればチャイルドシートは「前乗せ」が推奨です。
ですがうちの子の場合、体格が良すぎて前乗せだときゅうくつ…。
自転車屋さんとも相談し、わが家ではいきなり後ろ乗せからスタートしました。
私が電動自転車を決めるまでにしたことは以下の3点です。
- カタログや公式サイトで性能やデザインを比較
- ネットで口コミを調べて2択までしぼる
- 自転車屋さんで試乗して決める
カタログや公式サイトで性能やデザインを比較
まずは、自転車屋さんで試乗をする前に、スペックをカタログや公式サイトで確認しました。
たくさんの電動自転車があるため、全てを試乗するのは難しいと考えたからです。
夫も利用する可能性があったため、夫婦のどちらが利用しても違和感なく使えることを重視して、性能やデザインを決めていきました。
お店だとじっくり見る時間がないので、最初に比較したのは正解でした!
ネットで口コミを調べて2択までしぼる
次にネットで口コミを調べて、試乗する自転車を2つにしぼりました。
カタログだけだとどうしても良いことばかりが書いてあって、何を選んだら良いか分からなくなることはありませんか?
そんな時に役に立つのは口コミです。
口コミでは「商品名 デメリット」などのように、
カタログからは見えてこない、その商品のイマイチな点を確認しました。
カタログ上ではどんなに魅力的な商品でも、実際に使っている中で、イマイチな点に気づくこともあります。
もちろん、全ての口コミが役に立つとも限りませんが、良いところも、イマイチなところも知っておけば実際に買った後も後悔することが少ないです!
私の場合は、カタログで良いなと思った自転車の中から、イマイチな点も許せるかどうかの観点で2択まで絞ることにしました。
試乗して最終結論を下す
子どもを乗せるものだから、カタログや口コミをうのみにするのは怖いですね。
なので、購入する前に「実際に子どもを乗せてみてどう感じるか」を試乗して判断することにしました。
自転車屋さんを選ぶ際には、実際の道路で試乗ができるところにするのがおすすめ。
自転車は通常、道路上で走るものです。
室内のツルツルした床で試すよりも、コンクリート上で試す方が乗り心地を体感しやすいですよね。
また、道路の方が長い距離を試すことができます。
電動自転車は、最初の加速に勢いがあるもの、だんだんとアシスト機能が働くものなど、特徴がさまざま。
出来るだけ長い距離で試せた方が安心です。
電動自転車はbikke GRIに決めた!
いろいろ考えた結果、ブリヂストンの「bikke GRI」(ビッケグリ)を選びました。
カタログを見て良いと思ったこと、
実際に乗ってみて良いと感じたこと、
実際に乗ってみてイマイチだなと感じたことを紹介します。
カタログで見て良かったところ
カタログを見た時に良いなと思ったポイントは以下の通りです。
- メンテナンスが簡単そう(ベルト部分がサビない)
- 坂道が多いので回復充電で長持ちさせられそう
- 同じく坂道が多いので、両輪駆動なら楽そう
- 重たいわが子を抱っこして乗せられる20インチのタイヤ
- 前輪が大きいので、夫が乗っても違和感がない
特に「メンテナンスの簡単さ」は最終的に決め手となったポイント!
わが家は駐輪場が屋外なので、雨などでさびてしまうのはイヤだな…と思っていたからです。
子どもと一緒だとなかなかメンテナンスする時間もないので、普段のお手入れをそんなにしなくても良いというのはポイントが高いと感じました。
実際に使ってみて良かったところ
自転車を購入して1年ちょっと…良いなと思った点は以下の通りです。
- 買い物カゴが大きくて、保育園の荷物がすっぽり入る
- ベルト部分がサビなくて楽
- 20インチのタイヤなら、子どもを抱っこして乗せられる
- 両輪駆動のおかげか、坂道がめちゃくちゃ楽
- 充電期間が短い…帰ってきてから夫婦2人分の充電ができる
購入当初は、心配だったので定期メンテナンスをしてもらっていましたが、1年経った今でも問題なく使うことができています!
やはりベルト部分がさびない、というのが大きいですね。
実際に乗ってみて特に良かったのは、16kgを超えた今でも子どもが乗せやすい高さであることと、両輪駆動で坂道がとても快適、ということです。
家から保育園までに長い坂道が2つほどあるので、
力を入れずに、すいーっとこげるのでこれだけで買って良かった…と感じました。
実際に使ってみてイマイチなところ
買う時は良いな…と思っていたものの、実際に使ってみるとそうでもなかった、イマイチな点もありました。
- 回復充電は思ったより回復しない
- おもちゃなどの小さい・細い荷物がカゴから落ちる
- 明るい色の方が夜道も安全だった…
保育園までに長い坂道が2つあります。
なので、ブレーキをかけた時に充電ができる「回復充電機能」があれば結構長い距離を走れるのでは?と考えていました。
ですが、実際は「充電までの時間稼ぎができているのかな?」と感じる程度で、劇的に走行距離が延びるとか、そういうことはありませんでした。
おまけ程度に考える…くらいの機能なのかなと感じました。
保育園の送迎や寄り道など、自転車に乗る時間は1日40分程度。
1週間は充電せずに乗ることができています。
また、カゴについてはサイズが大きく良いのですが、
網目?が大きいので、小さなおもちゃなどはカゴから落ちてしまいます。
小さな荷物を入れたい、という場合は、カゴカバーを買うのがおすすめです。
カゴカバーがあると、ひったくり防止にもなりますよ。
自転車の色については、特に夫婦で使うときに暗い色を選びがちです。
暗い色の自転車は、夜道だと本当に目立たないので、安全面を考えて明るい色を選ぶか、反射板などをつけるのが良いですね。
安全に自転車に乗るために買ったものたち
自転車は試乗してから買うのが1番!
なので、試乗して気に入ったらその場で買うのはありだと思います。
…ですが、関連アイテムは自転車屋さんで買うより、ネットで買った方が良いです。
理由は以下の3点です。
- ネットの方が種類が豊富
- ネットの方が安いことが多い
- お店でも試せないものがほとんど
私は関連アイテムを全てお店で買ってしまいました。
買った後でネットで検索したら、もっと魅力的な商品があって後悔…
関連アイテムについては、ネットでじっくりと選ぶのがおすすめです!
私が購入した関連アイテムの一部を紹介します。
購入する際の参考になれば幸いです。
▼子どもの安全を考えると、ヘルメットは必須!
▼雨の日も自転車で送迎するなら、レインカバーがおすすめ。
(2023/09/29 19:21:06時点 Amazon調べ-詳細)
▼雨の日は親がすごくびしょびしょに…がっちり守れるレインコートが良いです。
(2023/09/29 19:21:07時点 Amazon調べ-詳細)
▼ビッケグリはチャイルドシートが固いので長時間乗るなら買った方が良いです。
(2023/09/29 19:21:08時点 Amazon調べ-詳細)
この記事のまとめ:子乗せ自転車はネットも上手に使って選ぼう
この記事のポイントを振り返ります!
①子乗せ自転車デビューを考えるタイミング
- ベビーカーや抱っこひもでのお出かけが大変になったか?
- 自転車を利用するタイミングがあるか?
- 基本は推奨年齢(前乗せは1歳半〜、後ろ乗せは2歳〜)
- 実際に試乗させて決めるのがおすすめ
- カタログや公式サイトで性能やデザインを比較
- ネットで口コミを調べて2択までしぼる
- 自転車屋さんで試乗して決める
- ネットの方が種類が豊富
- ネットの方が安いことが多い
- お店でも試せないものがほとんど
②前乗せと後ろ乗せの選び方
③自転車を選ぶ上ですること
④関連アイテムをネットで買う方が良い理由
子どもを乗せるものだから、自転車に乗せる時期、自転車のメーカー、安全性など、購入までに考えるべき観点がとても多いですよね。
ネットなどで実際に利用した口コミも調べながら、納得できる自転車を選んでみてくださいね。