iPad ProやSurfaceなどキーボードを使うことができるタブレットが充実してきました。
パソコンがなくてもできることもたくさんありますよね。
私も外出先でパソコンがわりにiPad Proをよく使っています。
ただ、パソコンと同じことをやりたいと思っても、使い勝手が悪くてうまくできないこともあります。
私が最近一番困っていたのは、WordPressでブログを更新する際に、iPhone/iPadからだと投稿画面が崩れてしまうことでした。
この問題を解決する方法として「PressSync」というアプリを見つけたため、紹介したいと思います。
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モバイルでのブログ運営はこんなことに困る
これまで、サーバーの契約、WordPressのインストール、
テーマの購入・設定、プラグインのインストールなど、
ブログを立ち上げてから現在まで、ほぼパソコンを使わずにブログを書いてきました。
キーボードもあるし、画面も10.5インチあるから、パソコンと同じように使えるかな…なんて考えていました。
ですが、実際にブログ記事を書いてみると「書きづらいな」と思うことも増えてきました。
具体的に困ったのは、以下の2点です。
- リンクやマーカーなどのタグ打ちが大変
- 投稿画面がレイアウト崩れする
iPhoneだとHTMLのタグ打ちが大変
記事を書いて「リンクをつけよう」「マーカーを引こう」と思った時にフリックでHTMLタグを打つのはとても大変です。
私が使っているテーマ「JIN」では、ボタン1つでタグを挿入できる機能があります。
この機能が、モバイル環境だとうまく表示できずにこまっていました。
2019/2/12追記:
WordPressテーマをSANGOに変更していますが、SANGOでもモバイルだと正しく表示されません。
テーマの問題というより、WordPress画面の問題かと思います。
WordPressの投稿画面がレイアウト崩れする
WordPressの投稿画面をiPadで表示すると、画面がレイアウト崩れを起こします。
これによって、文字がうまく入力できないことがあります。
例えばパーマリンクの設定。
スマホ、タブレットからだと写真のように、編集ボタンがうまく押せないことがあります。
また、JINの機能である「ボックスデザイン」もスマホからだと表示が崩れます。
このように、効率化のために利用しているモバイルが、逆に使いづらくて困る状況になっていました。
この問題を解決すべく導入したのがPressSyncです。
PressSyncをおすすめする理由
ブログに使えるエディタは、UlyssesやBearなどいろいろあります。
そのほとんどがサブスプリクション型(月額料金)のため、使い続けるのは辛いなと感じていました。
そんな時にTwitterで見つけたのが「PressSync」
無料版と有料版(2019/2/12時点:600円)があります。
200記事以下のブログを1つ運営するなら無料版でも十分。
有料版でも1度購入すればずっと使えるのが魅力でした。
実際にPressSyncを使ってみて良かった点は3点です。
本文を書くだけじゃない!必要な設定をしてそのまま投稿できる
本文の記載はもちろん、パーマリンク、画像、タグなどを設定して、投稿ボタンを押せばすぐに公開ができます。
プレビューボタンがついていたり、画像のサイズがアプリ内で変更できるのも魅力的。
実際には、Twitterへの投稿メッセージを変えたいなどの細かな調整もあるため、新規投稿時は1度Webブラウザで確認してから公開しています。
通勤時間やスキマ時間にリライトしたい、という時にはすぐに投稿できるのがとても便利です。
本文を書くのも簡単!定型文やHTMLタグを3ステップで入力
導入部分やマーカーなど、よく使う定型文やタグを事前に「カスタム入力支援」を設定しておけば、簡単にHTMLタグを挿入することができます。
構文などを覚えていなくても、ボタンクリック3回で定型文やタグを入れられるのはとても便利。
どの記事でも同じものを選べるので、サイト内での統一もはかれるようになりますよ。
電波が届かなくてもOK!オフラインでも文字が打てるよ
通勤途中など、電波が届きにくい環境でブログを書くこともあるかと思います。
PressSyncはオフライン環境下でも保存が可能。
オンラインになった時に「公開」ボタンを押せばそのまま投稿ができるので、場所を気にせず作業することができます。
iPhone、iPad間で定型文、タグを共有できる
タグや定型文を登録しておける「カスタム入力支援」はiPhone、iPad間で共有することも可能です。
iPadのキーボードを使ってタグを登録し、iPhoneに共有すれば、iPhoneでもiPadでも簡単に定型文を挿入することができるようになります。
具体的な手順を紹介します。
HTMLタグを登録した端末でやること
「設定(左上歯車マーク)」→「システム設定」→「カスタム入力支援一覧」の順にクリックし、右上の「+」ボタンをクリック。
フォーマット欄に登録したいHTMLタグ、定型文の登録を行います。
登録後、1番下にある「共有」ボタンを押します。
下のような画面が表示されます。
入力した内容はクリップボードにコピーされるため、標準メモアプリを開き、貼り付けます。
登録したHTMLタグを取り込む側の端末でやること
標準メモアプリを開き、先ほどのメモのURLをクリックします。
すると、PressSyncアプリが起動され、登録したカスタム入力支援がインポートされます。
1つひとつインポートしなければいけないのは大変ですが、1度設定するとずっと使えるのでとても便利です。
iPhoneでもiPadでもブログを更新したいという方は、ぜひ試してみてください。
まとめ:PressSyncを使ってブログ運営をもっと楽に
スマホやタブレットでのブログ運営は、気軽に行える反面、文字が打ちにくかったり、画面が見づらかったりと悩みも多いです。
このため、PC作業が中心だという方も多いと思います。
ですが、仕事や育児に忙しかったりすると、PCを起動するのも一苦労だったりしますよね。。。
PressSyncを使えば、メモ帳感覚でブログを書くことができます。
画像の挿入、パーマリンクの設定ができたり、スマホで打つのが面倒なHTMLタグなどを簡単にボタンクリックだけで入力することも可能。
通勤時間などのちょっとした時間で記事が書けるので、ブログ運営がもっと身近になること間違いなしです。
無料版のアプリもあるので、iPhone、iPadを使ってブログ運営をしている方はぜひ試してみてくださいね。